〈自伝〉を書く際に必要なのは「構成」ですね。〈ライフヒストリー良知〉では、生涯を次の6つに区分しています。

誕生 ⇒ 幼年期 ⇒ 学生期 ⇒ 青年期 ⇒ 壮年期 ⇒ 老年期

〈自伝〉を家に喩えるなら、「構成」とは基礎工事のようなものと考えてもいいでしょう。

〈ライフヒストリー良知〉のホームページには、昭和元年(1926年)から平成31年(2019年)までの間にどんな出来事が起きたかを、政治・経済・国際・文化・社会・世相・トピックスに分け、年表形式でかなり詳しく書き記しています。

https://life-history.jp/nenpyou/

【上記の年表はパスワードで制御されていますが、1945年、1970年、1988年はパスワードなしで見ることができます。】

〈自伝〉という個人の物語を書き記す際、その時代、世の中のどんなふうに動いていたかを知ることことがとても大切ですね。

その時、如何にして生きてきたかが〈自伝〉の主眼になるため、時代ごとにその方に与えた問題や影響を見据えるべきだと、私は考えています。

人は生まれてから死ぬまでの間、例えば、1個のパチンコ玉が時代の流れの中で、たくさんのいろんな釘に当たって方向転換するように、自分の意思の外で起こる出来事に翻弄されたりします。

このパチンコ台の釘を「人生の転機」と呼んでもいいでしょうね。

顧客には、この釘が何であり、人生のどの時期に当たるのかを冷静に語って頂きたい。この組み立てを行っていくときに「構成」が生まれてきます。

その時、釘の1本1本は決して同じ作用をしていないことに気付きます。

自分の意思ではどうしようもない問題の中にも大小があり、自分の意思で行ったものの中にも大小があります。それが、現在の自分にどのような影響を与えているのかが、きっとわかってくるでしょう。

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