現在展開している口述自伝制作ビジネスで、数多くの実績を積み重ねながら、より上を目指して、この事業を推進していこうと思っています。
今、マーケティング戦略について、いろんな研究を進めています。
ところで、人は歳を重ねていくに連れて、数多くの課題が抱えますね、口述自伝やデジタル自伝を制作するということは、高齢者が抱える課題を解決するためのサービスを提供するということなんですよ。
以前、PMF(プロダクト・マーケット・フィット)という言葉を紹介しましたが、
〔ライフヒストリー良知〕事業を展開する上で、PMFという考え方がたいへん重要なので、改めてお話しますね。
PMFとは、(Product Market Fit:プロダクトマーケットフィット)の頭文字を取ったマーケティング用語で、直訳すると「その製品やサービスが特定の市場において適合している状態」のことを指します。
言い換えると、我が社の口述による自伝制作プロセスや内容、サービスが顧客に熱狂的に受けられている状態のことですね。
PMFの考え方によると、ビジネスを成功させるうえで、「顧客の課題を満足させる製品やサービス」があって、「適切に市場が選択されて、しっかり受け入れられている」ことの両方が揃っていなければならない。
いずれかの要素が欠けていると、ビジネスのスタートアップは成功しにくい。
では、顧客である高齢者の課題とは何か?
①日々健康で、病気や認知症などとは無縁の生活を送れるか。
②家族や友人たちと仲睦まじく、楽しく希望を持って生きていけるか。
③自分の人生を振り返り、その生き方に納得し意味があったと思えるか。
④子孫や後世に何を望み、遺すべきものは何か。
顧客に対する聞き書きによる自伝の制作が、少しでも「顧客の課題」の解決に寄与できるよう、いっそう顧客が熱狂するPMFの拡充に努めていこうと思っていますよ。
ー続くー