今年私は、「一般社団法人自分史活用推進協議会」という団体の『自分史活用アドバイザー』の認定を受けました。この憲章やビジョンについて、お話しましょう。

協議会のミッションは、「自分らしく生きていく人を増やし、日本を元気に!」です。

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以下に次に『自分史活用推進協議会の趣旨とビジョン』を書き記します。 

【人と人を結び、心と心をつなぎ、新しい価値を創造する自分史文化を育てましょう】

『自分史活用アドバイザー憲章』は次のとおりです。

1.私たちは、健全な自分史の普及と活用を通して、日本を元気にするために活動します。

2.私たちは、自分史を作りたい人、自分史を活用したい人の立場に立って活動します。

3.私たちは、一般社団法人自分史活用推進協議会が設定した規範に則って活動します。

4.私たちは、自分史が日本の生活文化の中に根付くことを目指して活動します

5.私たちは、社会慣行を守り、法令を順守し、社会の一員として活動します。

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Ⅰ.時代の転機に立って

今、大多数の人が、日本や世界の時代の大転換の入ったと感じています。

それは、経済の成長だけを追い求める段階から成熟の時代へ、モノからココロの時代への転換であり、人とのつながりや共感、共有、共存、感謝、信用、信頼といった価値観に重きが置かれる時代への転換を意味しています。

また、情報化が進んだことで個人の選択肢が増え、自分のやりたいことが何でもできるようになって一方で、本当にやりたいことがわからず、将来に希望が持てない人も増えています。

あふれる情報に惑わされず、将来に夢や希望を持てるようになるためには、自分を深く知ることが大切なってきます。

高齢化率で世界のトップに立つ日本は、来年2025年には「団塊の世代(1947~1950年生まれ)」の人々がすべて75歳の後期高齢者なります。この世代の人口は、約800万人にのぼり、日本の人口の大きなウエイトを占めています。

このことから、今後は社会的入院や要介護者など、何らかのケアを必要とする人の比率が高まってきます。

かたや寿命は延び続けており、2050年には100歳以上の高齢者が50万人を超えると、政府機関は予測しています。

「人生100年時代」を迎えて、想定外の長生きに備えて貯蓄する人や、生きがいを求めて仕事に励んだり、趣味に没頭したり、またボランティア活動に精を出したりする人が年々増えていくでしょう。

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Ⅱ.「人生100年時代」を生き抜くために

このような時代を迎え、あらゆる世代の人々が、自分が本当にやりたいことを見つけ、夢や目標をもって生きることが大切になってきます。

自分史は、自分の生きた軌跡をまとめるという、庶民の記録としての価値と効用がありますが、それだけではありません。自分の事を客観的に見て、より深く自分を知るツールとしても役立ちます。

「自分史活用推進協議会」を設立した趣旨は、そのような自分史の魅力と活用方法を多くの人たちに伝え、自分史つくりをサポートすることで、自分史をつくって自分を見直します。

さらに自己の理解を深め、自分の個性、強みを発揮して自分らしく生きていく人を増やし、日本を元気にすることにです。

自分の大好きなこと、得意なこと、強みを活かせることで、他の人々の役に立ち、社会に価値をもたらし、「自分史で日本を元気にする」というビジョンを実現するために活動しています。   

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Ⅲ.自分史活用アドバイザーとは?

「一般社団法人自分史活用推進協議会」が認定する資格です。

「自分史で日本を元気にする」というビジョンを実現するために、自分の魅力や、活用法を広く普及するしていける人を養成することを目的として、資格制度が作られました。

自分史に関する知識を基にそれぞれ学習し、深めることで、自分史を作りたい人や、出版したい人をサポートします。

自分史を自己分析や自己PR、コミュニケーションツールとして使うためのアドバイスや、自分史をテーマにした講座やセミナー、研修などの講師としても活用できるようになります。

自分史的な視点は個人だけでなく、社会や企業、地域など、「私」から始まる記憶と記録の世界は、どこまでも広がっています。

町、学校、企業、家族、キャリアから人生設計、そして生き方まで、人生の中で起きるすべてのことが自分史がそのものであり、多様な領域で多様な人材が『自分史活用アドバイザー』となって活躍することが期待されています。

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今後、継続して『自分史活用アドバイザー』のやるべきこと、自分史の歴史やメリット、自分史に対する否定的な考えとそれに対する回答などについて、このサイトで連載していきますね。

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