お客様のライフヒストリーを丹念に聴き取り文章化して、年表や写真、音声などと共に、その方だけに作成した個別のホームページに掲載するという事業モデルを展開する中で、書籍に対する私たちの考え方を示したいと思います。

情報革命が進む中で、インターネットによる〈ホームページ〉や〈電子ブック〉の技術が急速に普及していますね。特に、本の内容をダウンロードし、見やすい液晶画面で文字を読む〈電子ブック〉は、書籍の未来の姿と言われている。

だけども、本の全てが〈電子ブック〉になることはありえませんね。100年先でも紙の本が残るでしょう。何故なら、紙の書籍や出版物には、それが存在する合理性があるからです。

面白い本、ためになる本、価値のある本、そんな本を手元に置き、その1ページ1ページをめくり読書を進めていく。ときには胸を打つ文章や記憶しておきたい言葉にマーカーで線を引く。そして1冊の本を読み終えたとき、しばし感慨に耽ったりする。そうした「書物を繙く(ひもとく)」という読書の在り方は、やはり〈紙の本〉が持つ良さであり素晴らしいさですね。

繰り返しになりますが、〈ライフヒストリー良知〉では、顧客の人生の歴史や物語、生き様に耳を傾け文字に著したものや、体験した出来事を画像や肉声に加工したものをホームページ上に載せ、それらを家族をはじめ友人や知人など多くの人たちに見て頂くとともに、子や孫、未来の世代に遺していく。このことを私たちの事業の根幹としています。

しかしながら、その内容をさらに編集し〈紙の本〉として、お客様の〈家系の宝物〉にしていくという思いは、いささかもなくなることはありません。〈電子媒体〉と〈紙の書籍〉、両者はこれからも共存し、共生し、それぞれに棲み分けていくのでしょう。

〈ライフヒストリー良知〉の制作価格について更新しましたので、お知らせします。

ホームページ:https://life-history.jp

制作価格:http://life-history.jp/price/