これまで述べてきたように、顧客が人生の旅路において体験したこと、思い考え感じたこと、また、家族や子孫に伝えたい気持ちや言葉などを語り、文章化したものを写真と共に顧客独自のホームページに掲載、

何回も推敲を重ね、最終的に家宝となる書籍にして子々孫々へ遺していくという事業モデルは出来上がっています。

改めて、我が社のコンセプト・ミッション・ビジョン・バリューを示します。

◆コンセプト
①記憶からライフヒストリーへ

②昔話は楽しい

◆ミッション(使命)
①五方良し(語り手良し・聴き手良し・書き手良し・読み手良し・未来良し)を実践する。

②記憶をたどって過去を振り返り、顧客の自信と希望を呼び起こしていく。

③顧客が持つ天賦の知恵である〔良知〕とかけがえのない〔ライフヒストリー〕を後世に遺していく。

◆ビジョン(目標)
①自伝を著すことを日本の文化的所産とする。

②高齢者人口の3%を顧客対象とする。

◆バリュー(行動指針)①顧客が熱狂する口述自伝制作システムとサービスを市場に提供する。

②自伝のデジタル化をはかっていく。

③優れたライフヒストリアンを社会に送り出す。

現在、顧客からの依頼を受け〔口述自伝〕を制作する中で、自伝のデジタルシステム化や聴く技術、書く技術を究めると共に、

心理学や脳科学に関する研鑽を推し進めながら、様々な視点から最適なアイデアを出し、より完成度の高いものにしていかなければなりません。

また、今後ますます高齢化が進む中で、顧客一人一人の課題をしっかり把握しながら、自伝制作によって解決できるものを探し出していく必要があります。

口述自伝を作る過程で、顧客は次のことを経験すると確信しています。

(1)これまでの生き様を話すことで、自尊心を高めることができた。

(2)過去を回想し語るのは実に楽しく、心が豊かになった。

(3)家族や友人、未来の子孫への大きな贈物になった。

(4)語りによってカタルシス(心の浄化)を得ることができ、明日への自信と希望が湧き出てきた。

(5)思い出す力や理解力など、脳の活力が高まっていくのが実感できた。

今後、私たちが、より多くの顧客からの自伝制作の依頼を受けるためには、このシステムを広く知らしめる的確なマーケティング戦略を構築していかなければなりません。

現在、推進しているものについて、次回、幾つか紹介していきたいと思います。

ー続くー

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