この事業を推進するために、

🟩作家・野間宏〈文章入門〉

🟩心理学者・波多野寛治〈文章心理学〉

🟩ジャーナリスト・本多勝一〈日本語の作文技術〉

🟩作家・丸谷才一〈文章読本〉

🟩作家・井上ひさし〈自家製文章読本ほか〉

🟩日本語研究学者・中村明〈文章上達事典ほか〉

🟩言語学者・石黒圭〈文章表現の技術ほか〉

🟩ジャーナリスト・和多田進〈聞き書き技術試論〉

🟩ジャーナリスト・小田豊治〈聞く技術・書く技術〉など

を中心に、〔日本語表現技術〕について深く研究・研鑽を行っています。特に井上ひさしと中村明ですね。

人が人に惹かれる要素とは何でしょうか? 

相手に美しさや偉大さなり、それ自体に惹かれるというよりは、そういう美しさや偉さを持った人物自身の発散するある種の気にまるごと参ると考えたほうがいいですね。

読者が、ある作家、ある作品を好きになるというのも、おそらくそういうことではないでしょうか。

語り手の考え方や生き方を共感しながら聴いて、その人柄が自然ににじみ出るような文体で〔ライフヒストリアン〕が書き記していく。

そこには語り手と聴き手の一体感があり、その雰囲気を醸し出すことに読み手は感動するのだと思います。

〔ライフヒストリアン〕はそんな雰囲気を身につけなければならない。それが名文を生み出す秘訣だと思っています。 かといって、美しい文章を書くというのは、そんな簡単なものではないことも身に染みてわかっています。

数々の文章事例を研究し、分析し、効果を考えながら取り組んでいくことが大切です。そして、それらを〔ライフヒストリアン〕の潜在的な意識のなかに落とし込み、正しい文章が飛び出す豊かな土壌を作ります。

それによって、みなさまに心から喜んで頂ける日本語表現で綴られた〔自伝の名文〕ができあがりますね。